活動資金集めについて

そもそも活動資金集めって?

 小、中学校のクラブチームや団体が全国大会や遠征に行く際には多額の資金が必要になります。その資金集めのため寄付を募ることを『活動資金集め』『活動資金集め物販』といわれています。

 強豪チーム、団体の場合はOB・OG会がしっかり運営されていて、現金の寄付を募って活動資金を集めています。しかしながら、そうでないこれからのチーム・団体の場合、現金の寄付だけをお願いするのはなかなか難しいのが現状で、チーム自ら廃品回収や物販など寄付金集めをするなどして活動資金を集めていらっしゃいます。 

活動資金集め物販の変化

 子供たちの活動資金寄付集めについては、時代時代で変化してきました。その昔は廃品回収などで子供たちが自ら各家庭を訪ねて空き瓶を集め、それを販売して活動資金にすることが行われていました。私もそういえば少年剣道クラブに所属しているときにリアカーを引いて空き瓶を集めて回った記憶があります。

 その後は寄付を集めて、そのお礼品としてタオルをプレゼントする活動資金寄付集めが行われるようになりました。寄付を1000円ずつ募り、そのお礼にという感じです。

 そして次に、素麺やラーメン、カレーなどを買ってもらいその収益金を活動資金とする寄付金集め物販が行われるようになりました。購入してもらう商品は贈答にも使える商品がそろい始め、九州を中心とする西日本ではお中元、お歳暮時期に贈答品を買うタイミングで寄付協力者にカタログを配布し、商品を購入してもらって寄付金集め物販をされています。この資金集め物販は大量の商品を仕入れるため、受け取り場所を検討したり、商品検品や仕分け配布、集金が大変なこともあり、団体代表者やご父兄の方々の負担も少なくありません。

活動資金が集まる仕組み

寄付者の購入価格(1) - 商品の仕入れ価格(2) = 収益(活動資金)(3)

上記計算式のように、活動資金が生まれます。

2000円のラーメン(1)を1200円(2)で仕入れた場合、活動資金は800円(3)集まります。収益率は商品によってはそれぞれですが、物販して寄付金として協力者から集めた金額の約3~4割が活動資金になるのが一般的です。

活動資金集め物販の課題

 九州など関西以西で比較的盛んな物販による活動資金寄付金集めですが、団体代表者様、父兄の方々の作業は割と負担が大きいようです。活動資金寄付金集め物販の商品仕入れ数は多い時で200個を超え、金額も30万円ちかくなることもあり、仕入数、梱包段ボール数も数十個となり検品作業が結構大変です。金額もおつりを用意したり、間違わないように計算するのがなかなかの手間のようです。

 団体の代表者様からすると、できれば商品は協力者のご自宅に配達したいという声もありますが、ご自宅に発送するとなると送料が個別にかかり、そもそも手に入る活動資金が少なくなるので、ご自宅配送はできていませんでした。

 大量の商品検品、仕分け、複雑な金額計算をせず、みんなで集まって配布するという密を避けた通年でできるような物販が求められているようです。そうなれば、次の年代に活動資金集めをバトンタッチしやすくなることでしょう。